平均的な寿命と変わり始める年齢を知っておこう

犬の平均寿命は大型犬の方が短く、小型犬はもう少し長く生きられるとされます。パピヨンを含む小型犬の平均寿命はおよそ13~15年で、同じく小型犬のマルチーズやヨークシャーテリアなどもだいたい同じくらいと言えるでしょう。

ただ、人にも長生きする人とそうでない人がいるように、犬の寿命にも差があります。とはいうものの、飼い主が日ごろから健康に気を付けて愛犬の様子を観察していれば、いつもと違うことがあった時にすぐに気づいて動物病院に連れて行けるでしょう。

そのためには、パピヨンが平均してどのくらいの寿命なのかを知ると同時に、老化が始まる年齢を知っておくことも大事です。

例えば15年で天寿を全うしたパピヨンがいたとします。これを75歳まで生きた人と比較すると、犬の老化のスピードは単純計算で人の5倍です。人が1歳年を取る間に、犬は5年の時を過ごしていると考えていいでしょう。

パピヨンの平均寿命
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犬の一生は、パピーと呼ばれる子犬の頃から成犬期、シニア期の3つに大きく分類されます。パピーの頃から健康に十分気を付けなければなりませんが、シニア期と呼ばれる7歳頃からは病気になりやすいため、ちょっとした変化にも気付けるようにしておきたいものです。

かかりつけの動物病院を持って定期的に受診を

人と一緒に生活するようになった犬たちは、今や人と同じ病気にかかるようにもなりました。肥満のせいで糖尿病や心臓病になり、人の食べ物を食べている場合、腎臓や肝臓を悪くしてしまうこともあります。

パピヨンは家の中で暮らすことが多い犬種ですから、ついつい人の食べ物を与えがちです。人の食べ物は心を鬼にして与えず、質の良い犬用のおやつを適量与えることが、愛犬に長生きしてもらうには欠かせません。

さらにシニア期に入ると、見た目にも変化が現れます。パピヨンのように茶色や黒が混じった被毛の犬種は、色合いが薄くなってくるのが特徴です。さらに、黒かった眼球の真ん中に白い丸が見えてきます。いわゆる白内障です。

ただ、犬はとても我慢強い動物で体調が悪くても隠そうとするため、気付いた時には手遅れということが少なくありません。

パピヨンの体調管理

そんな物言わぬ愛犬に長生きしてもらうには、健康診断を定期的に受けるのが一番の対策です。7歳なら1年に一度、10歳に近づいてきたらせめて半年に一度は健康診断を受けておくのがいいでしょう。

人と同じで、早期発見が早期治療につながります。定期的に受ける健康診断で、パピヨンの寿命を平均よりも長くしたいものです。