新型コロナウイルスの感染が拡大し、世界が恐怖に陥れられました。
それは日本も例外ではありません。日本も感染が進むにつれて、日常生活も大きく変わらざるを得なくなったのです。
外出する際には必ずマスクを着用し、目的に地につけばアルコール消毒が強いられるようになりました。ソーシャルディスタンスを遵守し、人に飛沫感染させないことが求められたのです。
さらにステイホームなども政府が訴えるようになりリモートワークやオンライン授業が広がりました。もはやリモートで勉強や仕事をするのも当たり前になりつつあります。
そんな中、おうち時間を少しでもストレスなく楽しく、そして癒しが得られるようにと犬を飼い始める人が多くなってるんです。数ある犬種の中からパピヨンを選ぶ人も多くなってるのです。パピヨンの沿革について少しふれましょう。
もともと昔は、犬と言えば狩猟犬を公邸で王族などが飼うのが一般的でした。しかし癒しや遊びを求めて、愛玩犬とし改良して新たに生まれた犬種がパピヨンだったのです。
16世紀ごろからフランスルイ14世が飼い出してからというもの、瞬く間に世界中に広がっていったのです。優雅な長い毛並み、品のあるいで立ちはこうした貴族や王族を喜ばせるために作られたものです。
愛玩犬としてのパピヨン
愛玩犬としてもてはやされたパピヨンですが、その特徴をもっと深彫りしてみましょう。どうして王族や貴族に愛されたのか、それはこの犬に優雅さや品格、愛嬌があったからです。そうした形容詞が当てはまるのは、この犬のフォルムや被毛を見れば一目瞭然です。
耳から顔にかけて長い被毛が垂れ下がり、風が吹くたびにその毛が流れ優雅さを醸し出します。ぴんと立てた耳とその毛は、まるで蝶々が羽ばたいていく姿そのものであり、それが貴族たちに喜ばれた理由の一つでもあります。
さらに単色ではなく、二色もしくは三食の毛色がほかの犬とは異なり、おしゃれでスタイリッシュさを感じさせるのです。レッドと白、ブラウンと白、ホワイトとセーブルなどの組み合わせの他三色のトライカラーも個性的でおしゃれであり貴族や王族を喜ばせました。
連れて散歩するのもおしゃれであり、また家で眺めるのも蝶々のようで優雅であり、セレブな人たちに愛されるにも当然でしょう。
そして白地にブラウンのカラーが良い塩梅に配置されていることも、非常に重要視されました。
茶色が多い割合でもアンバランスであり、白と茶色の割合のバランスがよいパピヨンはその昔も価値高いとされていたのです。