飼う前に知っておきたい「パピヨン」について

パピヨンは成犬になっても体高は28cm以下、体重は2~3kgととても小さく、あのマリー・アントワネットも死の直前まで愛したというとても可愛らしい犬です。

パピヨンを飼う知識

トイプードルと同じシングルコートなので、抜け毛も少なく日頃の掃除も比較的楽に済みます。

綺麗な毛を保つためには月に2、3回のシャンプーが必要ですが、トリミングの必要はありません。
ブラッシングも気が付いた時に週に2、3回程度は行いましょう。

ブラッシングは飼い主とペットとの大切なコミュニケーションの時間です。

明るく活発な性格の子が多く、好奇心も旺盛で散歩が大好きです。
しかし華奢な犬特有の骨折に加え、膝の皿が外れてしまう「膝蓋骨脱臼」には注意が必要です。

他にかかりやすい病気として「乳歯遺残」「てんかん」「進行性網膜萎縮症」「眼瞼内反症」「遺伝性難聴」、そして「黒色被毛毛包形成不全」などが挙げられます。

パピヨンはとても頭がよく、知能指数が小型犬の中では一番高いとも言われています。
悪さをした時はきちんとその瞬間に叱り、しつける時はご褒美をあげましょう。

賢いがゆえにプライドも高いので、愛情を持って接し、きちんと信頼関係を築くことが上手くしつけるコツです。

「パピヨンブリーダー.com」でお迎えの準備を

パピヨンの性格や特徴を知った上で、いざお迎えに行く前には、きちんと環境を整える必要があります。
「ペットサークル」「給水器」「フードの器」「ペットシーツ」「シーツトレー」がまず揃えておくべき物たちです。

その後必要なトリミング用の「ブラシ」やワクチン接種などに行く時に便利な「キャリーケース」などは、徐々に揃えていけば問題ありません。

小型犬は特に寒さに弱いので、冬には毛布など暖かくしてあげるグッズも与えてください。

「パピヨンブリーダー.com」は、パピヨンの現ブリーダーが作成しているサイトで、迎え入れる前に必要な準備等が詳しく記載されています。

ブリーダーの為に作られたサイトではありますが、飼っている人にしか分からないリアルな部分まで記載されているので、一般の方にも役立つ情報がいっぱいです。

愛らしい小型犬

例えばトイレの頻度などは犬種によって様々なので、パピヨンの子犬がどれぐらいの頻度でトイレに行きたがるかなどはとても貴重な情報です。

出産のような一大事にも備えられるよう、必要なものや立ち振る舞い方まで記載されています。
いざ飼った時にトラブルが起きても慌ててしまわないよう、飼う前の準備としてサイトを一読しておくことを強くおすすめします。